「安全・安心の運行」がお客様に対する「最高のおもてなし」であることをモットーに、全従業員が自覚と責任をもって取組んでまいります。
安全に関する基本方針
- 安全はすべてに最優先する。安全の確保こそが貸切バス事業者としての絶対的な使命であり、全従業員が一丸となり最善を尽くす。
- 輸送の安全にかかわる法令、それに関連する規定・規制等を厳守し、忠実に職務を遂行する。
- 全社員健康意識の向上に努め、心と体の健康から本物の安全を追及する。
- 感染症等予防対策に取り組み、安心して利用いただける衛生品質を提供する。
- 輸送の安全にかかわる情報は積極的に社内外に公表する。
株式会社 マリン観光バス
代表取締役 冨髙 研哉
2024年度安全目標
安全報告書
年度別 安全報告書
国土交通省のホームページでは、一層の利用者利便を確保するとともに、事業の健全な発達及び輸送の安全確保を図るため、バス、タクシー、トラックを利用する際の事業者選択の参考情報として、過去5年間の自動車運送事業者に対する行政処分等の状況を公表しています。
運輸安全マネジメント評価
具体的な安全への取組み
運行管理システム・デジタルタコグラフ・ドライブレコーダー
最新の法令に則した運行管理システムにより適正かつ的確な運行管理を行っております。
全車両にGPS付きデジタルタコグラフ・2カメラ(5カメラ)ドライブレコーダー・無線機を搭載し、リアルタイムな動態管理および指示伝達が可能になっています。
点呼・アルコールチェック・血圧測定
出庫及び帰庫点呼時において株式会社パイ・アールのスマホ連動(IT点呼対応)式アルコールチェッカー「アルキラーNEX」を使用しています。
IT点呼対応のアルコールチェッカーは点呼映像、日時、場所を全てデータ化して記録しています。
また、対面点呼時の映像記録の為の「バスレコ」を導入しました。
対面点呼および遠隔点呼において運転士に対する点呼時の問診内容等を映像で記録・保存しています。
また、両備システムズの点呼健康管理システム「点呼・健康:ご安全に!」を導入し、出庫時の運転士の血圧の記録と点呼の問診をすべて「見える化」する事で運行管理者がより客観的に乗務許可の判断をする事が出来るようになっています。
また運転士自身の健康意識の向上にもつながり、「本物の安全は心と体の健康から」をモットーに安全運行に取り組んでいます。
先進安全自動車(ASV)の導入
先進安全機能を搭載した最新の先進安全自動車(ASV)を積極的に導入しております。
- ドライバー異常時対応システム(緊急停止ブレーキ)
- 衝突被害軽減ブレーキ
- ふらつき注意喚起装置
- 車線逸脱警報装置
- 車線維持支援制御装置
- 車両横滑り時制動力・駆動力制御装置
特定ASVの導入
先進安全機能を搭載した新型車両以外の車には後付けできる特定ASV「モービルアイ」を導入して参ります。
モービルアイ570は貸切バス向けの「特定ASV技術」に適合しています。
- 前方車両衝突警報
- 前方車間距離警報
- 歩行者衝突警報
- 車線逸脱警報
- 低速時前方車両衝突警報
AED搭載
マリン観光バスの一部車両にはAEDが搭載されています。
乗務員は救命講習を受講しており、また定期的な研修にも参加いたしております。
AED搭載車両につきましては順次拡充予定です。
定期健康診断実施(年2回実施)
夏期と冬期の2回健康診断を実施しています。
SAS対策
定期的に簡易SASスクリーニング検査を行っております。
要検査者には再検査を求め、必要であれば治療を促します。
また、運行管理者内で情報を共有し日々の運行管理に生かしております。
NASVA 運転適性診断検査実施
自動車事故対策機構(NASVA)が実施する各種適性診断を適正に受診しています。
乗務員の研修会、講習会実施(年4回)
毎月行う乗務員教育と併せて研修会、講習会を行っています。
危険挙動(ヒヤリハット)の注意喚起を目的としたDVD鑑賞及び注意点等の研修。
全国で発生した貸切バスの事故実例による講習。
冬季講習・非常時講習
AED及び救急処置講習(消防署より)
運行管理(拘束時間、乗務時間、休息時間、乗務日報、タコグラフ等)及び労務管理についての研修。
初任運転者に対する教育・指導
一部改正 令和5年 10月10日 「旅客自動車運送事業運輸規則第47条の7第1項の規定に基づき 旅客自動車運送事業者が公表すべき輸送の安全にかかわる事項等」 (国土交通省告示第1089号)により一般貸切旅客自動車運送事業者が報告すべき事項について、基づき公表するものです。
座学 (合計10時間以上)
① 事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項(運行指示書の遵守を含む)
② 事業用自動車の構造上の特性と日常点検の方法
③ 運行の安全及び旅客の安全を確保するために留意すべき事項(シートベルトの着用徹底等)
④ 危険の予測及び回避(当該運転者が運転する同一車種区分の車両を用いて制動装置の操作方法の指導)
⑤ ASV車両の適切な運転方法
⑥ ⑦で実施したドライブレコーダーの記録を利用した運転特性の把握と是正
⑦ 安全運転の実技(当該運転者が運転する同一車種区分の車両を運転させ、添乗により指導)
実技(合計20時間以上)
①安全点検・保守管理【 1時間以上】
②安全な発信・停止【1時間以上】
③回送ルート・配車要領【2時間以上】
④隘路(アイロ)走行【3時間以上】
⑤駐停車・車庫入れ【2時間以上】
⑥渋滞時走行【3時間以上】
⑦山間部・急旋回走行【5時間以上】
⑧夜間走行【3時間以上】
実技指導要領
○基本方針
・初任運転者の適正、経験をふまえて内容を決定し、随時変更をして実技教育を行います。
例:バス未経験、当社エリアの土地勘のないもの、または経験者かによりコースを選定
○実施ルート
・基本的には当社各営業所エリアで設定された複数コースで行います。
・最初は走行しやすい交通量の少ない幹線道路や車線幅が広い道路を走行します。
・基本動作の確認を行った後に徐々に狭隘区間や山間区間、都市部の車両が多いエリア等を走行します。
・事故の多い傾向にある駐車後退の教育車庫入れ訓練も行っています。
コース1 ・車庫~R3~新宮町~東区~博多区~都市高速~今宿~R202~R54~今津~唐泊~西浦~二見ヶ浦~R567~志摩桜井~R507~志摩馬場~R85~筑前前原~R12~R202~唐津市~R382~R204~R292~玄海町~R204~名護屋城址~呼子~R382~R340~R23~唐津市~浜玉町~R202~前原道路~都市高速~R3~車庫
コース2 ・車庫~R3~博多駅筑紫口~福岡空港国際線~R3~古賀市~福津市~宗像市~岡垣町~水巻町~折尾~八幡~小倉~門司港~R3~三萩野~R322~北方~R10~苅田~行橋~R201~みやこ町~香春町~糸田町~飯塚市~八木山バイパス~篠栗町~R35~車庫
コース3 ・車庫~R35~宇美町~しょうけ越え~筑穂町~R65~米の山峠~R200~夜須~R597~R77~筑前町~秋月~R500~甘木~田主丸~山苞の道~杷木~R500~R35~只越~車庫
コース4 ・車庫~R35~R201~八木山峠~R200~下伊田~大任町~R453~添田町~英彦山~R500~香春町~R201~R64~平尾台~R322~香春町~R22~福智町~直方市~R21~宮若市~犬鳴峠~R35~車庫
コース5 ・車庫~R3~博多区~大野城市~太宰府市~筑紫野市~R603~小郡市~R88~R738~久留米市~R210~R151~草野町~田主丸町~山苞の道~R151~R210~吉井町~うきは市~R210~日田市~R212~日田市西有田~日田IC~古賀IC~車庫
コース6 ・車庫~R35~R201~八木山峠~飯塚市~R200~香春町~行橋町~R10~苅田~R245~苅田北九州空港~R245~R10~行橋町~R200~香春町~R322~R64~平尾台~R322~小倉南IC~鞍手IC~R29~R55~宮田町~R9~宮若市~R30~R92~見坂峠~福津市~R503~古賀市~R35~車庫
○車種区分
・基本的には運転者の適正に合わせた車両を使った訓練から開始し、最終的には大型車メインでの研修を行います。
・最終的には全車種の特性や操作方法を学ぶ形となります。
※車種区分の定義
・大型 … 車両の長さ9メートル以上又は旅客席数50人以上
・中型 … 大型車、小型車以外のもの
・小型 … 車両の長さ7メートル以下で、かつ旅客席数29人以下
○添乗者(以下、指導者)の指導歴
・基礎的な運転操作の教育、座学は運行管理者資格を有したものが行います。
・指導教育期間後半は運転者のうち、事故件数が少なく、安全運転、経済運転のできるものが添乗指導を行います。
○指導の具体的内容 (運転操作)
・初任運転者本人が運転し、指導者が即乗して指導します。
・必要に応じて指導者自身が運転し具体的な運転方法の例を示します。
・指導者は添乗指導項目を元に数値によるレポートを作成します。
・運転者自身の特性を数値でわかりやすく可視化することにより、運転者自身が自身の運転特性を把握しやすくします。
・指導者が作成した指導評価レポートを元に管理者間で習熟度について共有し、運転者選任のタイミングを決定します。
乗務員の休息所(休憩・仮眠)完備
事務所内に2部屋を完備。キッチン・シャワールーム・トイレあり。
乗務員の健康管理と運行管理の観点から 早朝出庫の前泊、仮眠場所及び休憩場所として利用します。
マリン観光バス各種規定類
株式会社マリン観光バス 安全管理体制
安全統括管理者 | 冨高 研哉 |
統括運行管理者 | 冨高 研哉 |
運行管理者 | 常時選任 4名以上 |
運行管理補助者 | 適時選任 |
整備管理者 | 常時選任 4名以上 |
整備管理補助者 | 適時選任 |